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2012年5月12日(土)〜6月17日(日)
オープニングサロン : 5月12日(土)18〜21時

※会期中は、月曜日 17〜23時および金・土・日曜日 13〜19時のオープンとなります。
※初日の5月12日は、レセプション前も通常通り13時からオープンいたします。

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展覧会風景

このたび、waitingroomでは、5月12日(土)から6月17日(日)まで、国内外作家5名によるドローイング作品にフォーカスしたグループ展『Night Songs』を開催いたします。

線をたばね、色を乗せ、日々の想いや考えをかたちにして一枚の紙に記していく。それは、夜、穏やかな部屋で日記を書くような、誰かに手紙を綴るような、静謐な時間の中での非常にパーソナルな行為のように思えます。

ドローイング - それはいつの時代も、アーティストの制作プロセスの中でコアとなる部分ではなかったでしょうか。ペインティングを制作する前のスケッチ、大型インスタレーションのためのプラン、日常的に記す日記的な要素。制作における、とてもパーソナルな、誰にでも見せるわけではない、しかしとても大切な部分がドローイング作品の中にさらけ出されるのです。

日常の記憶とファンタジーが入り交じった揺れ動く情景を描き出す森田晶子の作品。切り取られた物語のワンシーンを軽やかさと不穏さを併せ持つ筆致で描く辻可愛の作品。マクドナルドやドトールなどのチェーン店に通い、そこから見える都市の日常風景を一本のペンで克明に描き出す加藤豊の線描シリーズ。一日一枚以上のドローイングを描くことを自ら課し、自身の存在のカケラを毎日描き記していく井内宏美の作品からは、原初的な生命の鼓動が感じられます。Ivette Zighelboimの作品には、陰と陽では陰を、生と死では死をテーマにしているからこそ感じられる生の力強さ表現されています。

本展では、ドローイングが持つパーソナルな部分に焦点をあて、自分と向き合いながら、また、大切な人/ことを想いながらなにかを綴るという、アーティストにとっての表現の胎動部分を共有できればと思っています。

5人の作家の息づかいとでもよべるドローイング作品を、ぜひご高覧くださいませ。

井内宏美 / Hiromi Iuchi

香川県生まれ、在住。ロンドンへの短期留学を経て、NYのパーソンズ大学を卒業。NYブルックリンのケイヴ・ギャラリーを中心に、絵画、インスタレーション、パフォーマンスと、様々な形で活動。その後、中南米を広く旅行、現在は帰国し、故郷の香川で作品を制作中。

森田晶子 / Shoko Morita

1977年富山県生まれ、東京都在住。武蔵野美術大学造形学部映像科中退の後、1999年に愛知県立瀬戸窯業高校陶芸専攻科修了、2005年にセツモードセミナーを卒業。2008年に初個展「spoonful」(銀座Galleryフォレスト、東京)を、2010年に2度目の個展「けむる夜を着て」(waitingroom、東京)を開催。2011年1月には岡山のスペースSatelliteにて個展「through the fog」を、4月にはグループ展「べつの星」(NOW IDeA、東京)に参加するなど、活動の幅を広げて来ている。また、アートフェアー「ULTRA003」(2010)や「ULTRA004」(2011)、「New City Art Fair」(2012)にwaitingroomのブースから出展し、好評を博した。2011年秋に開催されたwaitingroomでの2度目の個展『カミナリの花』が記憶に新しい、注目の若手ペインター。

イベット・ジヘルボム / Ivette Zighelboim

1979年ベネズエラ出身、ニューヨーク在住。2006年、ニューヨーク大学Master of Fine Artsを修了。主な個展に、2007年『Ivette Zighelboim』(Patrick Painter Inc., Santa Monica, CA)と、2010年『Memory is for the Living』(Marianne Boesky Gallery, New York, NY)。その他主にニューヨークを中心に、数々のグループ展に参加。日本での発表は、今回が初となる。

加藤豊 / Yutaka Kato

1974年カナダ・トロント生まれ、東京都在住。日本大学芸術学部ビジュアルコミュニケーション学科卒業。イラストレーターとして雑誌、書籍を中心に活動する傍ら、都市風景を独特の視点で捉えたドローイング/ペインティング/彫刻作品を制作。主な展覧会に、2011年グループ展「窓と物語」(waitingroom、東京)、2009年個展「NIGHT SHIFT」(waitingroom、東京)、2006年個展「DRAW」(NO.12 GALLERY/東京)、2007年グループ展「MICROPOP」(Gallery AAA/パリ)、2008年コラボレーション展(加藤豊+水野健一郎)「Fusion」(Ru Nalf、東京)など。

辻可愛 / Kaai Tsuji

1982年長崎県生まれ、東京都在住。2006年に東京工芸大学芸術学部デザイン学科を卒業、2009年より岡崎乾二郎氏が主任を務める四谷アート・ステュディウムに在籍。白昼夢のような、物語のあるワンシーンを切り取ったようなドローイング作品が特徴的。近年の展覧会に、2010年グループ展「between pieces」(GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE、東京)、2011年グループ展「窓と物語」(waitingroom、東京)、個展「walk barefoot」(GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE、東京)が挙げられる。またZINE(ジン)の制作活動も積極的に行っており、「ZINE'S MATE」「TOKYO ART BOOK FAIR」にも参加。

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