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毛利悠子 感覚の観測《I/O ─ ある作曲家の部屋》の場合
会期:2015年10月15日(木)─10月25日(日)
会場:アサヒ・アートスクエア
開館時間:14:00-20:00(土曜は12:00-20:00/日曜は12:00-18:00/最終入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日
入場無料
お問い合わせ:03-3476-1010 / info@waitingroom.jp (waitingroom)
090-9118-5171 (アサヒ・アートスクエア)

主催:ドキュメンタリー・イン・プログレス実行委員会
協賛:アサヒビール株式会社
会場協力:アサヒ・アートスクエア
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人 現代芸術振興財団

※プロジェクトの進行状況やアーカイブをこちらで配信しています(facebook page)

毛利悠子のインスタレーション作品には、〈展示環境に寄り添いながら設置する〉という特徴があります。作家自身はそれを「生態系」という言葉で説明します。実際、機械じかけのオブジェたちは、それぞれの展示条件を受け入れることで独自の生態系を育み、それぞれの展覧会場でまったく違った相貌を見せてきました。

このたびアサヒ・アートスクエアで行なうプロジェクトは、この美術家の空間把握を実測し、数値化する試みです。「ヨコハマトリエンナーレ2014」にて展示された作品《I/O ─ ある作曲家の部屋》を例に、作品を再展示するために必要なインストラクションの制作プロセスと、作品の設置、空間の測定をすべて一般公開いたします。また、プロジェクト期間中に展示壁の構成や照明など空間の諸条件を変更することで、展示環境の変化にともない作家がいかにインスタレーションを変化させていくか、そのプロセスをも測ります。

なぜ、ある 作品(モノ)は、あそこではなくここに置かれるべきなのか──美術家が展示空間をどのように捉え、作品化しているかを、具体的に測定・記録する公開プロジェクトです。

Hours 14:00-20:00(土曜は12:00-20:00/日曜は12:00-18:00/最終入場は閉館の30分前まで)

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プロジェクト「感覚の観測──《I/O─ある作曲家の部屋》の場合」では、会期終盤となる10月24日(土)と25日(日)にトークイベントを開催いたします。
今回のプロジェクトは、これまで美術館での保存や再現が難しいとされてきた複雑な機械構造からなる作品を、どのように記録し残していくかという、現代美術の現場が抱える今日的問題について、みなさまとシェアする目的で開かれたものです。これまで、設置から記録作業、そしてそのドキュメンテーションをすべて公開で行なってまいりましたが、会期最後に、そのまとめとして、みなさまとのディスカッションの機会を設けたく、2つのトークイベントを企画しました。

[トーク1] インスタレーションとコレクション
10月24日(土)18:00〜20:00
登壇者:
千葉正也(美術家)
藪前知子(東京都現代美術館 学芸員)
毛利悠子(美術家)

複雑な機械構造からなるインスタレーション作品のコレクションは、どのようにされるべきなのか?
東京都現代美術館学芸員であり、2012年の毛利の展覧会「サーカス」担当である藪前知子氏を迎え、近年、大友良英《Without Records》がコレクションに収蔵された例などをもとに、インスタレーション作品をコレクションすることの魅力や課題を、専門家の視点からお話しいただきます。また、学生時代から毛利と親交のある千葉正也氏は、ペインティングを主軸に活動しつつ、絵画を介したインスタレーション作品という独特のアプローチにも取り組まれています。美術家にとって、理想的なインスタレーション作品のあり方とはどのようなものなのか──現代美術のエッジを体現する3者のトークに、ぜひご参加ください。

[トーク2] インスタレーションとインストラクション
10月25日(日)16:00〜18:00
登壇者:
金氏徹平(美術家)
木村絵理子(横浜美術館 主任学芸員)
毛利悠子(美術家)

複雑な機械構造からなるインスタレーション作品は、どのように記録すべきなのか?
今回の展示作品《I/O─ある作曲家の部屋》初出展の立役者である「ヨコハマトリエンナーレ2014」のキュレーター兼横浜美術館主任学芸員である木村絵理子氏をお迎えし、複雑な機械構造からなるインスタレーション作品を記録するために必要なインストラクション(指示書)とは何かをお話しいただきます。また、金氏徹平氏は、代表的なシリーズである立体をはじめ、コラージュなどの平面作品、劇作家との共同制作である舞台美術など、さまざまなフィールドで活動を繰り広げておられます。多岐にわたる活動を今後どのように残すべきなのか──現代美術のフィールドを拡張する3名によるトークに、ぜひご参加ください。

全日入場無料/10月24日、25日のトークイベントのみ1ドリンク制

【アーティスト略歴】
毛利悠子(もうり・ゆうこ)
1980年神奈川県生まれ。東京都在住。
日用品と機械とを再構成した立体物を環境に寄り添わせ、磁力や重力、光など、目に見えない力を感じ取るインスタレーション作品を制作する。近年の主な展覧会に「ヨコハマトリエンナーレ2014」(横浜美術館、2014年)、「札幌国際芸術祭2014」(清華亭/チ・カ・ホ、2014年)、「Unseen Existence」(Hong Kong Arts Centre、香港、2014年)など国内外多数。2014年度アジアン・カルチュラル・カウンシルのグランティとしてニューヨークに滞在。
http://mohrizm.net

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[アサヒ・アートスクエア/Asahi Art Square]
〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール 4階
http://asahiartsquare.org/
交通のご案内=東京メトロ銀座線「浅草駅」4、5番出口より徒歩5分/都営地下鉄浅草線「浅草駅」A5番出口より徒歩10分、「本所吾妻橋駅」A3出口より徒歩6分/東武線「浅草駅」より徒歩6分

 

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