大久保紗也『They』
2020年6月3日(水)- 28日(日)
【新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い】
・発熱や咳、だるさなどの症状があるお客様は、ご来廊をご遠慮いだだきますようお願い申し上げます。
・ご来廊時に、非接触の体温計にて体温測定をさせていただく場合がございます。
・マスクの着用と、ご来廊時に入口で手指のアルコール消毒をしていただきますようお願い申し上げます。
・ギャラリー空間内が混雑した場合、入場制限をする場合がございますのでご了承ください。
定期的にギャラリー内の換気を行います。スタッフは毎日の検温、手洗いや消毒を徹底いたします。なお、接客時もマスクを着用させていただきます点をご了承ください。
作品
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They
2020
プラスチックトタンに油彩とアクリル, 1820 × 1500 mm
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They
2020
プラスチックトタンに油彩とアクリル, 1820 × 1500 mm
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Flag girl
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1455 × 970 mm
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Climbing (pointing)
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1167 × 910 mm
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pointing (repeat)
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
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pointing finger (repeat)
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 直径 500 mm
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The child pointing
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
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maybe there
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 直径 800 mm
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sitting with stick
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
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bending body
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 455 × 380 mm
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Demonic
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 530 × 455 mm
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Friendship
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 530 × 455 mm
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pointing finger (mirror)
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 455 × 530 mm
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at a loss for words
2020
キャンバスに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
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This way, sir
2020
キャンバスパネルに油彩とアクリル, 455 × 380 mm
プレスリリース
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大久保紗也の当ギャラリーでは2年ぶり2回目の個展『They』を開催いたします。自身の制作を、「平面空間におけるモノや人の存在、実存について探る行為」と語る大久保は、輪郭線として表現される記号的なイメージと、物質感を伴うフェノメラルな像のうねりという、2つの分離した要素を共存させた絵画を制作しています。輪郭線で表現されるモチーフは、人体の様々なパーツや人間が日常的に行っている多様なポーズで、大久保が日々描いているドローイングがもとになっています。本展では、複数の人のパーツやポーズを組み合わせて描いた新シリーズ『They』を、波形のプラスチックシート(トタン板)を支持体にして制作した大型の絵画を中心に、約15点の新作絵画を発表いたします。
作家・大久保紗也について
1992年福岡県生まれ、2017年に京都造形芸術大学大学院・芸術専攻ペインティング領域を修了。現在は京都を拠点に活動中。近年の展覧会として、2019年グループ展『大鬼の住む島』(WAITIINGROOM、東京)、2018年個展『a doubtful reply』(WAITINGROOM、東京)、2017年グループ展『美大生展2017』(SEZON ART GALLERY、東京)、2016年グループ展『movement 2016 – 1st movement -』(ARTZONE、京都)、2015年『HERE I AM KUAD x TUNA交流展』(Na pai Art Gallery、台北・台湾)などが挙げられます。まだ展示歴の少ない92年生まれの新生でありながら、2017年秋に参加した公募グループ展『第4回CAF賞入賞作品展』(代官山ヒルサイドフォーラム、東京)では白石正美賞を受賞し、その作品が大きく注目されました。
アーティスト・ステートメント
「theytheythey その中からひとりを見分けることができる? theytheythey こまでがわたしでどこからがあなたなのか theytheythey これはわたしの意思なのか、他者からの指示なのか theytheythey 重なる輪郭 連なる行動 theytheythey わたしの輪郭は広がり変容する
新シリーズは、英語圏での単数形「they」の使用増加などからみる、人々のイメージや感覚における自らと他者の境をテーマした作品群です。波板のプラスチックシート(トタン板)を支持体に使用し、常に揺れ動き振動している様な不安定な画面内で複数の人々が重なり合うモチーフを描いています。また、啓示の意で古くから絵画に登場する「指を差す」行為をモチーフにした作品を合わせて展示し、物言わぬ指示にゆるく誘導されていく様な展示空間を作り出します。」
大久保紗也
本展では、大久保が以前から構想を温めていたトタン板という新しい支持体への作品の展開、そして円型のキャンバスパネルへの展開など、新たなチャレンジが詰まった内容となっております。今までの作品を継承しながら展開される新シリーズ・新展開に、是非共ご期待ください。
Photo by Shintaro Yamanaka (Qsyum!) Edited by Peaky Studio
アーティスト