CURATION⇄FAIR Tokyo 2025

2025年1月31日(金)- 2月24日(月・祝)
グループ展『美しさ、あいまいさ、時と場合に依る』
一般会期:2月1日(土)- 2月16日(日)10:00 - 19:00(最終入場 18:30)
*事前予約制
プレス・関係者向けプレビュー:1月31日(金)
会場:kudan house(〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9)

展示作家:三宅砂織

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アートフェア Art Kudan 2025
一般会期:2月22日(土)- 2月24日(月・祝)10:00 - 18:00(最終入場 17:30)
*事前予約制
プレス・関係者向けプレビュー:2月21日(金)
会場:kudan house(〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9)
ブース番号:2-6(2階一番奥の部屋)

展示作家:エキソニモ・オノデラユキ・三宅砂織・藤倉麻子・その他
展示風景
作品
Untitled
2021
サイアノタイプ、 290×205 mm
Untitled
2021
サイアノタイプ、 290×205 mm
三宅砂織 Untitled
2021
サイアノタイプ, 290×205mm(11.4×8 inches)
The missing shade 60-1
2024
ゼラチンシルバープリント、 260 × 350 mm
exonemo, "Click and Hold : x1430px, y621px, 72ppi"
2024
キャンバスにアクリルと鉛筆、釘 617 x 913 mm
exonemo, "Click and Hold : x420px, y286px, 72ppi"
2024
キャンバスにアクリルと鉛筆、釘 406 x 508 mm
« Parcours »  Place Saint Michel
2024
gelatin silver print, collage on canvas, 82 x 64 cm
ユニーク作品
« Parcours -003 »
2024
gelatin silver print on fiber base paper, postage stamp 14 x 21cm (額サイズ : 31.5 x 34.5 cm)
ユニーク作品
Parcours - 038
2025
Gelatin silver print on fiber base paper, postage stamp, 14 × 21 cm (Frame size : 31.5 × 34.5 cm)
Parcours - 045
2025
Gelatin silver print on fiber base paper, postage stamp, 14 × 21 cm (Frame size : 31.5 × 34.5 cm)
Parcours - 046
2025
Gelatin silver print on fiber base paper, postage stamp, 14 × 21 cm (Frame size : 31.5 × 34.5 cm)
三角人的複合
2024
mixed media 1650 × 870 × 270mm
大段差
2024
mixed media 850 × 650 × 260mm
Blue print
2023
サイアノタイプ、 500 × 385 mm
Blue print
2023
サイアノタイプ、 385 × 500 mm
Carving score (ver. cube)
2025
石膏、 120 × 120 × 120mm (台座含むサイズ:120 × 120 × 160mm)
木藤遼太
プレスリリース

WAITINGROOMは、2025年1月31日(金)から2月24日(月・祝)にkudan house(東京)で開催される『CURATION⇄FAIR Tokyo 2025』に参加しています。本イベントは、展覧会(1月31日(金)- 16日(日))とアートフェア(2月21日(金)- 24日(月・祝))の2部構成です。

グループ展『美しさ、あいまいさ、時と場合に依る』

グループ展『美しさ、あいまいさ、時と場合に依る』に、三宅砂織が参加しております。三宅はこれまで、さまざまな経緯で出会った既存の画像を、ネガポジ反転させて透明シートの上に描き、それを感光紙の上に重ねて露光することで、ドローイングの「影」を印画するというフォトグラムの手法に取り組んできました。本展にも、フォトグラムを用いて制作したシルバープリント作品のほか、日光で感光させるサイアノタイプ作品を出展しております。見るという行為に内在する「絵画的な像」を抽出しようとする三宅の試みを、ぜひ会場にてご覧ください。

プレス・関係者向けプレビュー:1月31日(金)10:00 – 19:00(最終入場 18:30)
一般会期:2月1日(土)- 2月16日(日)10:00 – 19:00(最終入場 18:30)
*事前予約制
会場:kudan house(〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9)
ウェブサイト

入場料:当日券 一般 2,500円(税込)、学生・障がいのある方 1,500円(税込)、千代田区在住・在勤の方 2,200円(税込)/当日券 VIP Pass 30,000円(税込)

展示作品(一部)

左:Saori Miyake, “The missing shade 60-1”, 2024, gelatin silver print, 260×350mm
右:Saori Miyake, “Untitled”, 2021, Cyanotype on watercolor paper, 290×205mm

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アートフェア "Art Kudan 2025"

アートフェアには、エキソニモ、オノデラユキ、三宅砂織、藤倉麻子の作品をメインの壁面に、またkudan houseの特徴的な空間を利用し、弊社作家の小作品をミュージアムショップのような形で展示します。(ショップエリア展示予定作家:川内理香子・土取郁香・川辺ナホ・木藤遼太)

プレス・関係者向けプレビュー:2月21日(金)10:00 – 18:00(最終入場 17:30)
一般会期:2月22日(土)- 2月24日(月・祝)10:00 – 18:00(最終入場 17:30)
*事前予約制
会場:kudan house(〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9)
ブース番号:2-6(2階一番奥の部屋)
ウェブサイト

入場料:前売券 3,000円(税込)/当日券 一般 3,500円(税込)、学生・障がいのある方 2,000円(税込) 、千代田区在住・在勤の方 3,200円(税込)/当日券 VIP Pass 30,000円(税込)

展示作家

exonemo(エキソニモ)

左:exonemo, “Click and Hold: x420px, y286px, 72ppi”, 2024, Acrylic and pencil on canvas, nail, 406×508mm
右:exonemo, “Click and Hold: x1430px, y621px, 72ppi”, 2024, Acrylic and pencil on canvas, nail, 617×913mm

千房けん輔と赤岩やえによるアートユニット。1996年にインターネット上で活動を開始。2000年から実空間でのインスタレーションやパフォーマンス、イベントオーガナイズ等へ活動を広げ、2015年からはニューヨークを拠点に活動中。2006年、世界的なメディアアート・フェスティバルであるアルス・エレクトロニカのネット・ヴィジョン部門でゴールデン・ニカ賞(大賞)を受賞。2012年には10数名のメンバーと共にIDPW(アイパス)を組織し、「インターネットヤミ市」をはじめとするイベントを国内外で開催。Art Kudan 2025では、斜めに傾いたペインティングシリーズである、”Click and Hold”を3点展示いたします。近年の展覧会として、2023年個展『On Memory』(WAITINGROOM/東京)、2022年グループ展『GEMINI Laboratory Exhibition』(ANB Tokyo/東京)、2019年グループ展『あいちトリエンナーレ2019 情の時代』(愛知県美術館/愛知)などが挙げられます。2020年に開催された個展『エキソニモ UN-DEAD-LINK アン・デッド・リンク[インターネットアートへの再接続]』(東京都写真美術館/東京)にて令和2年度(第71回)芸術選奨 美術部門 文部科学大臣新人賞を受賞。2021年には大林財団の助成制度「都市のヴィジョン – Obayashi Foundation Research Program」第3回のアーティストに選出され、2023年にその活動をまとめた記録冊子『Infected Cities』が刊行されました。

オノデラ ユキ(おのでら・ゆき)

左:Yuki Onodera, “«Parcours» Place Saint Michel”, 2024, gelatin silver print, collage on canvas, 82×64cm
右:Yuki Onodera, “Parcours-045”, 2025, gelatin silver print on fiber base paper, postage stamp, 14×21cm (Frame size: 31.5×34.5cm)

東京生まれ。1993年よりパリにアトリエを構え世界各地で活動を続けています。オノデラユキは、写真を中心的な手段としながらも、カメラの中にビー玉を入れて撮影するなどタブーとされるようなことも自由に乗り越えて制作する、極めてコンセプチュアルなアーティストです。また、事件や伝説から構築された世界観は物語的で、型にはまらないユニークな発想で独創的なシリーズを数多く発表しています。2Mを超える銀塩写真を自ら焼き付けたり、モノクロ写真に油絵の具で着彩を施すなど、機械的と思われる写真の概念を覆すほどその作品群には手の痕跡が刻まれており、あらゆる手段で「写真とは何か」を問う実験的な作品を制作しています。Art Kudan 2025では、パリ市内を実際にオノデラが歩きながら撮影した”Parcours”シリーズより、コラージュ作品1点とポストカード作品の新作3点を展示いたします。主な個展に国立国際美術館(2005)、上海美術館(2006)、東京都写真美術館(2010)、ソウル写真美術館(2010)、ニエプス美術館(2011)、ヨーロッパ写真美術館、パリ(2015)、ムジャン写真センター、フランス(2022)など。作品はポンピドゥ・センターを始め、サンフランシスコ近代美術館、ポール・ゲッティ美術館、上海美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館など世界各地の美術館にコレクションされています。

三宅 砂織(みやけ・さおり)

左:Saori Miyake, “Blue print”, 2023, Cyanotype on watercolor paper, 385×500mm
右:Saori Miyake, “Blue print”, 2023, Cyanotype on watercolor paper, 500×385mm

1975年岐阜県生まれ、2000年に京都市立芸術大学大学院・美術研究科を修了。現在は京都を拠点に活動中。三宅はこれまで、さまざまな経緯で出会った既存の画像を、ネガポジ反転させて透明シートの上に描き、それを感光紙の上に重ねて露光することで、ドローイングの「影」を印画するというフォトグラムの手法に取り組んできました。近年では、フォトグラムの制作を通して深めた思考を反映させた映像作品や、日光で感光させるサイアノタイプにも取り組みながら、人間がさまざまなものに眼差しを向け、それを何らかの方法で画像化することや、画像化されたものが共有され、また新たな眼差しが重なっていくという営みの中に存在する「絵画的な像」を抽出するような試みを続けています。Art Kudan 2025では、サイアノタイプのシリーズである”Blue Print”より2点を展示いたします。近年の主な展覧会として、2024年グループ展『ゲバルト : 制度の暴力に対する抵抗の変遷』(東京日仏学院、東京)、2023年個展『Nowhere in Blue』(WAITINGROOM、東京)、グループ展『アーバン山水β』(kudan house、東京)、2022年グループ展『ミラーレス・ミラー』(gallery αM、東京)、2021年個展『アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.9 三宅砂織』(岐阜県美術館アトリエ、岐阜)、2021年グループ展『奥野と国際芸術祭2020+最涯の芸術祭、美術の最先端』(石川県珠洲市全域、石川)などが挙げられます。また、2016年『京都府文化奨励賞』、2013年『咲くやこの花賞』美術部門、2010年『VOCA賞』などの受賞や、東京都現代美術館、兵庫県立美術館、和歌山県立近代美術館、京都市立芸術大学へのパブリックコレクションの収蔵など、幅広く活躍している作家です。

藤倉 麻子(ふじくら・あさこ)

左:Asako Fujikura, “三角人的複合”, 2024, mixed media, 1650×870×270mm
右:Asako Fujikura, “大段差”, 2024, mixed media, 850×650×260mm

1992年 埼玉県生まれ。2016年に東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程ペルシア語専攻卒業。2018年に東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。現代の都市に存在する原始的な呪術性を見出すことをテーマに、人工的なテクスチャと触覚性に注目したイメージを強調した3DCGアニメーションや、映像に登場するモチーフを現実世界に持ち込んだインスタレーション作品を主に制作しています。Art Kudan 2025では、昨年WAITINGROOMでの個展で発表した彫刻シリーズより2作品を展示いたします。近年の展覧会に、2025年グループ展『マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート』(森美術館、東京)、2024年個展『Sunlight Announcements / 日当たりの予告群』(WAITINGROOM、東京)、グループ展『Mindscapes』(Gana Art Center、ソウル)、グループ展『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』(東京都現代美術館、東京)、2023年グループ展『都市にひそむミエナイモノ展 Invisible in the Neo City』(SusHi Tech Square、東京)、グループ展『MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ』(東京都現代美術館、東京)、グループ展『エナジー・イン・ルーラル』(国際芸術センター青森(ACAC)、青森)など。2025年に開催される、第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示「中立点—生成AIと未来」に、プロジェクトメンバーとして参加することが決定しています。主なパブリックコレクションは、高橋龍太郎コレクションやタグチ・アートコレクションなど。

アーティスト
三宅砂織
Saori MIYAKE
エキソニモ
exonemo
藤倉麻子
Asako FUJIKURA