このたびの新型コロナウィルス感染拡大のニュースを受けまして、感染予防および拡散防止のため、 2020年3月19日から22日に開催予定の「アートフェア東京2020」への出展を中止することにいたしました。 ご来場いただくお客様や出展作家の健康面を考えまして、苦渋の選択ではございますが、このような結論にいたりました。
その後アートフェア東京事務局からの発表で、アートフェア東京の開催中止が決定されました。
出展作家はフェアに向けて準備をしてきておりましたゆえ、 ギャラリーとしては展示予定の作品を限られた状況の中だとしても、見ていただく機会を作りたいと考えまして、 アートフェア東京2020に出展予定だった作品のビューイング展をギャラリーにて開催することに致しました。
なお、現在の状況を考えまして、オープニングなどは開催いたしません。 私共としましては準備を進めてきた作家の作品を見ていただく機会を作りたいという一心で企画いたしましたが、 現在の状況の深刻さも真剣に受け止めての決定となっております。 ご来場を予定される皆さまにおきましては、ご自身の判断でお気をつけてお越しいただけますよう、お願い申し上げます。
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アートフェア東京2020 ※中止になりました
会期:2020年3月20日(金)~ 22日(日)
時間:11:00-20:00(最終日は17:00まで)
場所:東京国際フォーラム 地下2階 ホールE・地下1階ロビーギャラリー(東京都千代田区丸の内3-5-1)
入場料(1DAYパスポート): 前売券 4,000円 / 当日券 5,000円(税込)
ウェブサイト:http://artfairtokyo.com
ブール番号:G14
出展アーティスト : exonemo、大久保紗也、川内理香子、平子雄一
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《Cat and Mouse》 2007-2019, シングルチャンネルビデオ, サウンド, 4分6秒
Photo by Shintaro Yamanaka (Qsyum!), Courtesy of WAITINGROOM
エキソニモ exonemo
千房けん輔と赤岩やえによるアートユニット。1996年にインターネット上で活動を開始。2000年から実空間でのインスタレーションやパフォーマンス、イベントオーガナイズ等へ活動を広げます。2006年、世界的なメディアアート・フェスティバルであるアルス・エレクトロニカのネット・ヴィジョン部門でゴールデン・ニカ賞(大賞)を受賞。2012年には10数名のメンバーと共にIDPW(アイパス)を組織し、「インターネットヤミ市」をはじめとするイベントを国内外で開催。2015年からはニューヨークを拠点に活動中。近年の展覧会として、2019年個展『LO』(WAITINGROOM、東京)、2018年グループ展『メディアアートの輪廻転生』(山口情報芸術センター[YCAM]、山口)、『ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて』(水戸芸術館、茨城)、2018年個展『The Life-Cycle of Interfaces』(New Media Artspace gallery, Baruch College Library、ニューヨーク・アメリカ)、2016年グループ展『Spirit and Digit』(Electro Museum、モスクワ・ロシア)、2013年個展『TO THE APES』(三菱地所アルティアム、福岡)などが挙げられます。
アーティストウェブサイト
http://exonemo.com
左:《They (Leader)》 2019, oil and acrylic on canvas panel, 910 x 727 mm
右:《They (Venus)》 2019, oil and acrylic on canvas panel, 1167 x 910 mm
大久保紗也 Saya OKUBO
1992年福岡県生まれ、2017年に京都造形芸術大学大学院・芸術専攻ペインティング領域を修了。現在は京都を拠点に活動中。近年の展覧会として、2019年グループ展『大鬼の住む島』(WAITINGROOM、東京)、2018年個展『a doubtful reply』(WAITINGROOM、東京)、2017年グループ展『美大生展2017』(SEZON ART GALLERY、東京)、2016年グループ展『movement 2016 – 1st movement -』(ARTZONE、京都)、2015年『HERE I AM KUAD x TUNA交流展』(Na pai Art Gallery、台北・台湾)、グループ展『HOP2015』(Galerie Aube、京都)などが挙げられます。まだ展示歴の少ない92年生まれの新生でありながら、2017年秋に参加した公募グループ展『第4回CAF賞入賞作品展』(代官山ヒルサイドフォーラム、東京)では白石正美賞を受賞し、その作品が大きく注目されました。
アーティストウェブサイト
https://www.sayaokubo.com
左:《broken vessel》 2019、oil on canvas, 485 x 410 mm
右:《bone》 2019, oil on canvas, 260 x 350 mm
川内理香子 Rikako KAWAUCHI
1990年東京都生まれ。2017年に多摩美術大学大学院美術学部絵画学科油画専攻を修了。現在は東京を拠点に活動中。近年の展覧会として、2019年グループ展『drawings』(ギャラリー小柳、東京)、2018年個展『human wears human/bloom wears bloom』(鎌倉画廊、神奈川)、個展『Tiger Tiger, burning bright』(WAITINGROOM、東京)、2017年個展『Something held and brushed』(東京妙案GALLERY、東京)、グループ展『ミュージアム・オブ・トゥギャザー展』(スパイラル、東京)、個展『NEWoMan ART wall Vol.7: Rikako KAWAUCHI』(NEWoMan ART wall, JR 新宿駅ミライナタワー改札横のディスプレイ、東京)、2016年個展『ART TAIPEI 2016 – WAITINGROOMソロブース』(Taipei World Trade Center / 台北・台湾)が挙げられます。また、2014年に参加した公募展『第1回CAF賞展』での保坂健二朗賞受賞、2015年『SHISEIDO ART EGG』ではART EGG賞受賞など、若手ながら確かな実力を持つ注目の作家です。
アーティストウェブサイト
https://rikakokawauchi.com
左:《Perennial 26.Mar》 2019, acrylic on canvas, 1167 x 910 mm
右:《Perennial 6.Nov》 2019, acrylic on canvas, 1620 x 1300 mm
平子雄一 Yuichi HIRAKO
1982年岡山県生まれ、東京都在住。2006年にイギリスのWimbledon College of Art, Fine Art, Painting学科を卒業。近年の展覧会に、2019年個展『Memories』(WAITINGROOM、東京)、グループ展『ミテ・ハナソウ展2019』(佐倉市立美術館、千葉)、グループ展『CYGNUS LOOP』(Gallery Baton、ソウル)、2018年個展『project N 71 平子雄一』(東京オペラシティアートギャラリー・4Fコリドール、東京)、個展『Dazzling Leaves』(ZERP、ロッテルダム)、個展『Greening』(WAITINGROOM、東京)、2015年個展『Bark Feeder』(第一生命ギャラリー、東京)などが挙げられます。また、2020年岡山県新進美術家育成『I氏賞』大賞受賞、2009年『シェル美術賞』入選、2010年『トーキョーワンダーウォール2010』トーキョーワンダーウォール賞受賞、2013年『VOCA展』奨励賞受賞など国内の主要公募展での活躍も目覚ましく、Akzonovel Art Foundation、LISSER ART MUSEUM(共にオランダ)、第一生命(日本)にパブリックコレクションとして作品が収蔵されるなど、国内外で広く活躍しているアーティストです。
アーティストウェブサイト
http://yuichihirako.com