大久保紗也
Saya OKUBO
1992年 福岡生まれ
現在東京を拠点に活動中
profile photo by Hidenori Suzuki
WORKS EXHIBITIONS NEWS STATEMENT CV

WORKS

  • Mitleid
    2024
    石塑粘土、アクリルペイント、LEDライト、アクリルボックス、スチール, H500 × W460 × D460 mm
  • hunter
    2024
    石塑粘土、アクリルペイント、LEDライト、アクリルボックス、スチール, H500 × W460 × D460 mm
  • They/K
    2024
    プラスチックトタンに油彩とアクリル, 425 × 355 mm
  • They/s
    2024
    プラスチックトタンに油彩とアクリル, 505 × 410 mm
  • curse
    2024
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1620 × 1303 mm
  • magic
    2024
    キャンバスに油彩とアクリル, 1620 × 1303 mm
  • 個展『The mirror crack’d from side to side』
    2022
    展示風景

    会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー(東京) / 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)
  • Warrior ( mirror )
    2022
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1620 × 1303 mm
  • The Cursed Woman
    2022
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1303 × 1620 mm
  • Fishing (left)
    2022
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1303 × 970 mm
  • Fishing (right)
    2022
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1303 × 970 mm
  • Sleeping (left)
    2022
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 803 × 652 mm
  • Sitting woman (mirror)
    2022
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 455 × 380 mm
  • She’s sitting
    2022
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1000 × 727 mm
  • 個展『We are defenseless. / We are aggressive. (無防備なわたしたち/攻撃的なわたしたち)』
    2022
    展示風景

    会場:日本橋三越 三越コンテンポラリーギャラリー(東京)/ 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)
  • Man with baton
    2021
    木製パネルにアクリルと油彩, 2025 × 1395 mm
  • therapy / exorcism
    2021
    木製パネルにアクリルと油彩, 1210 × 2000 mm
  • They (stop hitting, stop holding)
    2021
    プラスチックトタンにアクリルと油彩, 1800 × 1500 mm
  • They
    2021
    プラスチックトタンにアクリルと油彩, 1300 × 1765 mm
  • Art of self-defense
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1455 × 1120 mm
  • warrior
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 803 × 652 mm
  • subjugation
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 803 × 652 mm
  • stretching
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 455 × 380 mm
  • アートフェア『Art Collaboration Kyoto』
    2021
    展示風景

    会場:国立京都国際会館イベントホール(京都)/ photo by Nobutada Omote
  • Man with a stick ( police )
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1303 × 970 mm
  • hypochondriac /prayer
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1455 × 1120 mm
  • Supporting body ( front plank )
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1455 × 1120 mm
  • They
    2021
    プラスチックトタンにアクリルと油彩, 1475 × 1190 mm
  • Man with a stick ( Indian )
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1455 × 970 mm
  • They
    2021
    プラスチックトタンにアクリルと油彩, 1475 × 1190 mm
  • The Cow Thief
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 1620 × 1303 mm
  • The Burning Woman
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 910 × 727 mm
  • Melancholy
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 652 × 530 mm
  • juggling
    2021
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 530 × 455 mm
  • A shock (swing)
    2020
    キャンバスパネルにアクリルと油彩, 652 × 530 mm
  • 個展『They』
    2020
    展示風景
    会場:WAITINGROOM(東京)/ 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)
  • They
    2020
    プラスチックトタンに油彩とアクリル, 1820 × 1500 mm
  • They
    2020
    プラスチックトタンに油彩とアクリル, 1820 × 1500 mm
  • Flag girl
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1455 × 970 mm
  • Climbing (pointing)
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1167 × 910 mm
  • The child pointing
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
  • sitting with stick
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
  • maybe there
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 800 mm in dia.
  • pointing finger (mirror)
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 455 × 530 mm
  • bending body
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 455 × 380 mm
  • Woman with knife
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1303 × 970 mm
  • The sitting man
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
  • Waiting with plant
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
  • I was hit by a yellow car.
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
  • She's lying
    2020
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 652 × 803 mm
  • They (Venus)
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1167 × 910 mm
  • They (Leader)
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
  • They (Lovers)
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
  • Here and there
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
  • He was thinking
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
  • Nothing (crying)
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
  • Flop down
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 530 × 455 mm
  • Sleeping
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 530 × 455 mm
  • She’s sitting (Reverse)
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 333 × 242 mm
  • Sleep with a pot in her arms
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 410 × 318 mm
  • with a plant
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 455 × 380 mm
  • Scratch the nose
    2019
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 333 × 242 mm
  • She’s sitting
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
  • a shock
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 455 × 380 mm
  • nothing (man)
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 652 × 803 mm
  • pointing finger
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 530 × 455 mm
  • 個展『a doubtful reply』
    2018
    展示風景
    会場:WAITINGROOM(東京)/ 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)
  • The short answer is no and yes
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1940 × 1303 mm
  • Sitting an’ thinking
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1620 × 1303 mm
  • His drawing drawing
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1620 × 1303 mm
  • It was impossible to guess whether it meant ‘yes’ or ‘no’
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 910 × 727 mm
  • She’s dropping
    2017
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
  • His drawing drawing
    2017
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 530 × 455 mm
  • She is there
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
  • pointing finger
    2018
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 333 × 242 mm
  • His drawing drawing
    2017
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 1829 × 1329 mm
  • Person crouching down
    2017
    キャンバスパネルに油彩とアクリル, 803 × 652 mm
/77

NEWS

STATEMENT

私の制作は、紙にペンで描かれた自らのドローイングをきっかけとして、平面空間におけるモノや人の存在、実存について探る行為です。日々、無数の平面(ディスプレイ)に囲まれながら生活していると、時に現実と平面世界を混同します。その浅い空間での現象がまるで実際に体験した出来事のように、または、日常で出会うモノや人がふと薄っぺらく感じるように。私たちの認識は、平面と物体との間で揺れ動いている。

紙にペンでドローイングするとき、その線は一体何を辿り、意味しているのかと考えます。
はっきりと理解するよりも先に紙に引かれた線は、モチーフの輪郭をたどりながらも身体的なくせや直感的な思い込みによって抽象的な形に変容していく。「真実」や「正確さ」とは常に受け取った個々の中で変容していくものです。ドローイングは、世界を捉えた私の最適解であり、たとえそれがぐちゃぐちゃに消されていても、何度も書き直されようとも、それは私が見たものに対する返答であることに変わりはありません。身体の動きと、その行為に付随する意味の引き受け、または転換が、私の身勝手な線引きによって行われる。

絵画は、物体とも平面とも捉えられるあいまいなものです。画面にモチーフを落とし込むとき、輪郭線として表される二次元的な表現と、物質感を伴うフェノメラルな像のうねりとが絵画の上に混在します。そしてその要素は、認識される中で時に溶解し混同され、時に分離し切断される。

異なるレイヤー同士が合わさり、変容し、転換される場としての絵画。
正確さから切り離され、私の個人的な身体性や記憶とともに放出されたモチーフは、新たな輪郭をもって個々の連想の中に入り込む。存在の輪郭とは、そのようにゆらゆらと曖昧なものなのだと思っています。

CV

学歴
2017

京都造形芸術大学大学院芸術専攻ペインティング領域 修了

2015

京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース 卒業

個展
2024

Leimotiv - 三越コンテンポラリーギャラリー(東京)

2022

Box of moonlight - WAITINGROOM(東京)
The mirror crack'd from side to side - 六本木ヒルズA/Dギャラリー(東京)
We are defenseless. / We are aggressive. (無防備なわたしたち/攻撃的なわたしたち) - 三越コンテンポラリーギャラリー(東京)

2020

They - WAITINGROOM(東京)

2018

a doubtful reply – WAITINGROOM(東京)

グループ展
2024

collection #08 - rin art association(群馬)
RE:FACTORY_2 - WALL_alternative(東京)
SPRING SHOW - WAITINGROOM(東京)

2023

TAKEUCHI COLLECTION『心のレンズ』-WHAT MUSEUM 2F(東京)
SPRING SHOW - WAITINGROOM(東京)

2022

SPRING SHOW - WAITINGROOM(東京)

2021

ビューイング展 - WAITINGROOM(東京)

2020

10TH - WAITINGROOM(東京)
ビューイング展 - WAITINGROOM(東京)

2019

大鬼の住む島 − WAITINGROOM(東京)

2017

NEWSPACE – WAITINGROOM(東京)
第4回CAF賞入賞作品展 – 代官山ヒルサイドフォーラム(東京)
美大生展2017 – SEZON ART GALLERY(東京)
京都造形芸術大学大学院 修了展 – Galerie Aube(京都)

2016

movement 2016 {1st movement} – ARTZONE(京都)
SPERT 2016 – Galerie Aube(京都)

2015

HERE I AM KUAD × TUNA交流展 – Na pai Art Gallery(台北、台湾)
HOP2015 – Galerie Aube(京都)
京都造形芸術大学 卒業展 – 京都造形芸術大学(京都)

アワード
2017年 第4回CAF賞 白石正美賞
掲載記事
「点・線、面の魅力際立つ作家 編集部おすすめ43選」、『月刊アートコレクターズ』No.168、2023年3月号、p.49、生活の友社
「Artists #26 大久保紗也」、公益財団法人 現代芸術振興財団、2022年2月21日、https://gendai-art.org/interviews/artists_sayaokubo/
「今月の展覧会ガイド 2021.12.25-2022.1.24」p.111、『月刊アートコレクターズ』No.154、2022年1月号、生活の友社
Sam Gaskin 「Ocula conversation | Art Collaboration Kyoto Transports the Art World to Japan」、Ocula Magazine、2021年11月2日、https://ocula.com/magazine/conversations/art-collaboration-kyoto-brings-art-world-to-japan/
「音楽と美術」p.39、『月刊アートコレクターズ』No.147、2021年6月号、生活の友社
「これでわかった! 抽象絵画の世界」p.51、『月刊アートコレクターズ』No.144、2021年3月号、生活の友社
「2020年私はこれを買いました!」p.10、「完売作家全データ2021」p.36、『月刊アートコレクターズ』No.143、2021年2月号、生活の友社
「コレクション拝見 Vol.76・有田啓さん - 継続することの困難さに挑む、はじまりのコレクション」、『月刊アートコレクターズ』No.142、2021年1月号、p.92-93、生活の友社
丸橋茂幸「現代アートが拓く新たな古都」、産経新聞、2020年12月26日、p.11
工藤キキ「kiki's ART TRIPPER」、『NYLON JAPAN』、2019年11月号、カエルム
「現代ビジネスマンの嗜み!? アートコレクターの事始め」、『AERA STYLE MAGAZINE』No.42、2019年春号、p.148、朝日新聞出版
「完売作家全データ2019」、『月刊アートコレクターズ』No.120、2019年3月号、p.52、生活の友社
「世界のエグゼクティブ、そのアート事情。」、『GOETHE』2019年1月号、p.81、幻冬舎
深野一朗「同世代の作家はライバル。「外向的」アート・コレクター小松準也さんの当事者目線とは。」、ミューゼオ・スクエア、2018年11月、https://muuseo.com/square/articles/942
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