ART TAIPEI 2013

2013年11月8日(金)- 11月11日(月)
waitingroomは、2013年11月8日(金)~11月11日(月)まで台北で開催されるアートフェア「ART TAIPEI 2013」のNew Media Sectionに、毛利悠子の個展で参加いたします。フェアー会場のブースでは、毛利の代表作の一つである大型インスタレーション作品「I/O」、waitingroomでの個展「Circles (2012)」・東京都現代美術館での個展「Circus (2012)」でも発表したインスタレーション作品の一部「水玉の傘と光のための試行」、そして新作「コールズのための構成要素」、「制作のためのドローイング」を展示いたします。waitingroomは同フェアへは初参加で、また毛利悠子の国際アートフェアでの発表は今回が初めてとなります。今年で20周年を向かえる「ART TAIPEI」では、トークやイベントなど様々なプログラムが開催される予定です。
作品
I/O(アイ・オー)
2011-2013
ロール紙, 竹炭, ベルリラ, ハタキ, ブラインド, LEDライト, 玩具, スプーン, トイレットペーパー, 水槽など, サイズ可変
会場&撮影:せんだいメディアテーク
サークルズ
2012
傘, ハタキ, 方位磁石, 古い玩具, ランプシェード, 扇風機, ベル, 電球など, サイズ可変
会場:WAITINGROOM / 撮影:前澤秀登
fort-da
2012
アコーディオン, シーソー, 縄, 電球, ホース, ハタキ, 扇風機, ワイヤー, 布, モーターなど, サイズ可変
会場:NTT InterCommunicationCenter [ICC] / 撮影:木奥恵三
サーカス
2012
傘, ハタキ, 方位磁石, 古い玩具, ランプシェード, ロール紙, 扇風機, ブラインド, ベル, 流木, プリズムなど, サイズ可変
会場 : Museum of Contemporary Art, Tokyo, Bloomberg Pavilion / 撮影:新津保健秀
プレスリリース
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ART TAIPEI 2013
会期:2013年11月8日(金)~11月11日(月)
時間:11am~7pm(11月11日は6pmまで)
VIP Preview:11月7日(木)3pm~6:30pm(invitation only)
Vernissage:11月7日(木)6:30pm~9pm
会場:Taipei World Trade Center, Exhibition Hall 1
住所:No.5, Sec 5, Xinyi Rd., Taipei, Taiwan
入場料:NT$ 300
URL:http://www.art-taipei.com
Booth #:E-03
出展アーティスト:毛利悠子(個展)

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作家・毛利悠子について
1980年神奈川県生まれ、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業後、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科を修了。在学中よりテクノロジーを使った表現に興味を持ち、コンピューターや情報、機械でしか表現出来ない領域について模索していました。そうして確立された1つのスタイルが、廃材や使われなくなった道具と機械部品を組み合わせて作るインスタレーション作品です。作品中の素材の1つ1つが生き物のような動きをするのが大きな特徴で、また、もともと音楽に強い興味を持っていたことから楽器を使用することも多く、無数のモーターやコードに組み合わされた楽器や道具が、音を出したり光を放ったりすることによって、独特の空間を作り上げます。近年の展覧会として、個展『おろち』(2013, waitingroom, 東京)、グループ展『見過ごしてきたもの』(2013, せんだいメディアテーク, 宮城)、グループ展『アノニマス・ライフ』(2012, NTT InterCommunicationCenter [ICC], 東京)、個展『サーカス』(2012, 東京都現代美術館, 東京)、グループ展『x_sound』(2012, ナム・ジュン・パイク・アートセンター, 韓国)などが挙げられます。

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私の活動テーマは、「人工」と「自然」との新しい関係の取り結びを探求することにあります。人工と自然、それは単純な対立図式ではありません。例えば、コンピュータの誤作動は人工なのか、それとも自然なのか。このようなテーマをきっかけとして、私は制作活動を開始しました。さまざまな局面で突然現れるエラーや偶然性といった要素は、「人工/自然」という、あたりまえのように存在すると考えていた私たちの区分けを揺さぶり、そのあわいにうつろう現象を垣間見せることがあります。
毛利悠子, 2013年

アーティスト
毛利悠子
Yuko MOHRI