NADA Miami 2023

2023年12月5日(火)- 9日(土)
Friends of NADA プレビュー:12月5日(火) 9:30-10 AM
VIPプレビュー:12月5日(火) 10AM-4PM / 6日(水) 10-11AM
一般会期:12月5日(火) 4PM-7PM / 6日(水)・7日(木)・8日(金) 11AM-7PM / 9日(土) 11AM-6PM
会場:Ice Palace Studios(マイアミ・アメリカ)
出展作家:川内理香子・藤倉麻子・三宅砂織
ブース:#C-206
展示風景
作品
川内理香子 Home like skin
2022
キャンバスに油彩, 1303×1940mm(2枚組)(51 x 76 inches (set of 2 canvases of 51.x 38 inches))
川内理香子 FAMILY
2020
キャンバスに油彩, 1167×910 mm(46×36 inches)
川内理香子 chase the sunset
2021
キャンバスに油彩, 1167×910mm(46×36 inches)
川内理香子 making honey
2023
キャンバスに油彩, 727×910mm(29×36 inches)
川内理香子 carrying the rainbow
2023
キャンバスに油彩, 727×606mm(29×24 inches)
川内理香子 the Big Dipper
2023
キャンバスに油彩, 530×455mm(21×18 inches)
川内理香子 everything
2023
キャンバスに油彩, 455×530mm(18×21 inches)
川内理香子 a lot of blooms
2021
キャンバスに油彩, 380×455mm(15×18 inches)
川内理香子 HE GOT HIS COLOR IN SWANP
2021
キャンバスに油彩, 380×455mm(15×18 inches)
川内理香子 butt holes
2022
キャンバスに油彩, 455×380mm(18×15 inches)
川内理香子 Ignite
2021
キャンバスに油彩, 455×380mm(18×15 inches)
川内理香子 doughnut
2022
キャンバスに油彩, 180×140mm(10.7×8.6 inches)
川内理香子 grow
2022
パネルに針金、ピン, 660×595×185 mm(25 x 16 x 5 inches )
川内理香子 Punch
2022
パネルに針金、ピン, 420×510×200 mm(額装済み)(16.5×20×7.8 inches (Framed ))
川内理香子 can you see the inside?
2023
紙に水彩と鉛筆, 318×410mm(16×12.5 inches)
川内理香子 my balls
2022
紙に水彩と鉛筆, 182×257mm(7×10 inches)
川内理香子 Leaf
2023
大理石, 360×260×30mm (10 x 13 x 0.8 inches)
藤倉麻子 明るい駐車場のポール
2023
シングルチャンネルビデオ、サウンド, 6分18秒
ビデオスチル
藤倉麻子 トイレの床のきれいな水と長手すり
2023
シングルチャンネルビデオ(ループ)、8インチモニター、メディアプレーヤー、MDF/ウレタン塗装, 165×205×300mm(6.5×8.0×11.8 inches)
藤倉麻子 銀板隆起に反射が起こり、ピンク雲の配置が晴れやかな時間帯
2022
インクジェットプリント、アクリルマウント, 200×250mm(7.9 x 9.8 inches)
藤倉麻子 晴れやかな時間帯が終わりそうなところ、縄が影をつくる気配
2022
インクジェットプリント、アクリルマウント, 200×250mm(7.9 x 9.8 inches)
藤倉麻子 増殖玉が成長して水平水壁が可動日の出の上に差し掛かったところ
2022
インクジェットプリント、アクリルマウント, 200×250mm(7.9 x 9.8 inches)
三宅砂織 Nowhere in Blue
2023
シングルチャンネルビデオ, 20分, ループ
三宅砂織 Blue print
2023
サイアノタイプ, 360×465mm(14.1×18.3 inches)
三宅砂織 Blue print
2023
サイアノタイプ, 465×360mm(18.3×14.1 inches)
三宅砂織 Untitled
2021
サイアノタイプ, 290×205mm(11.4×8 inches)
三宅砂織 Untitled
2021
サイアノタイプ, 230×180mm(9×7 inches)
三宅砂織 Untitled
2021
サイアノタイプ, 217×153mm(8.5×6 inches)
三宅砂織 Untitled
2021
サイアノタイプ, 217×153mm(8.5×6 inches)
プレスリリース

WAITINGROOMは、2023年12月5日(火)から9日(土)にアメリカ・マイアミのIce Palace Studiosで開催される『NADA Miami 2023』に、川内理香子・藤倉麻子・三宅砂織のグループ展示形式で参加いたします。
 
シンプルな線を起点に、平面から立体へと表現を拡張する川内理香子。実在する場所への丹念なリサーチによって浮かび上がる新しい風景の解釈を、3DCGの映像へと変換させる藤倉麻子。写真・フォトグラム・絵画を行き来するような表現を独自のプロセスで追求してきた三宅砂織。「Material Transformation(マテリアルの拡張・変換)」をテーマに、それぞれのやり方でマテリアルを拡張・変換してきた3名のアーティストの新作を一堂に展示いたします。
 

 
NADA Miami 2023
Friends of NADA プレビュー:12月5日(火) 9:30-10 AM
VIPプレビュー:12月5日(火) 10AM-4PM / 6日(水) 10-11AM
一般会期:12月5日(火) 4PM-7PM / 6日(水)・7日(木)・8日(金) 11AM-7PM / 9日(土) 11AM-6PM
会場:Ice Palace Studios(マイアミ・アメリカ)
出展作家:川内理香子・藤倉麻子・三宅砂織
ウェブサイト:https://www.newartdealers.org/programs/nada-miami-2023/introduction
ブース:#C-206
令和5年度 文化庁 我が国アートのグローバル展開推進事業
 

出展作家


“Home like skin”, 2022, oil on canvas, 1303 x 1940 mm

川内 理香子(かわうち・りかこ)
1990年東京都生まれ、2017年に多摩美術大学大学院美術研究科 絵画専攻油画研究領域を修了。現在、東京を拠点に活動中。食への関心を起点とし、身体と思考、自己と他者、それらの境界の不明瞭さや、消化や排泄、食べることとそこから作られる身体を世界創造の起点とする神話の世界などをモチーフに作品を制作しています。今回NADAのプレゼンテーションでは、レヴィ=ストロースの神話分析から着想を得た動物や植物のモチーフを中心としたペインティング作品、人間の身体をモチーフにしている針金作品、そして今年初めて新しいマテリアルに加わった石の彫刻作品の、3つのシリーズを紹介します。
多摩美術大学在学中の2014年に参加した公募グループ展『CAF ART AWARD 2014』で保坂健二朗賞を受賞後、15年に新進アーティストを対象にした公募プログラム『shiseido art egg』にてshiseido art egg賞(大賞)を受賞。21年『TERRADA ART AWARD 2021』ファイナリスト選出、寺瀬由紀賞受賞。22年『VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─』にて大賞のVOCA賞を受賞。近年の展覧会に、2023年グループ展『Body, Love, Gender』(Gana Art Center/ソウル、韓国)、『アーツ前橋 開館10周年記念展 「ニューホライズン 歴史から未来へ」』(アーツ前橋/群馬)、個展『The Voice of Soul』(ERA GALLERY/ミラノ、イタリア)、個展『human closely』(Lurf MUSEUM/東京)、個展『line & colors』(N&A Art SITE/東京)など。主なコレクションに愛知県美術館などが挙げられます。


“銀板隆起に反射が起こり、ピンク雲の配置が晴れやかな時間帯”, 2022,インクジェットプリント、アクリルマウント、200 x 250 mm

藤倉 麻子(ふじくら・あさこ)
1992年 埼玉県生まれ、2016年 東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程ペルシア語専攻卒業。2018年 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。都市・郊外を横断的に整備するインフラストラクチャーや、それらに付属する風景の奥行きに注目し、人工的なテクスチャと触覚性に注目したイメージを強調した3DCGアニメーションや、映像に登場するモチーフを現実世界に持ち込んだインスタレーション作品を主に制作しています。今回のNADAのプレゼンテーションでは、メインに新作の映像作品、その周囲に、藤倉作品によく登場するタイル模様の箱型の彫刻の中に、1つの独特な動きを与えられたオブジェクトの映像を閉じ込めたような、映像彫刻をあわせて展示します。
近年の展覧会に、2023年グループ展『MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ』(東京都現代美術館/東京)[Unexistence Gallery(原田郁/平田尚也/藤倉麻子/やんツー)として参加]、グループ展『エナジー・イン・ルーラル』[展覧会第二期] (国際芸術センター青森 展示棟ギャラリーA・B/青森)、『アーバン山水』(kudan house/東京)、2022年グループ展『拡散距離 / コンヴァートの作法 / 可変太陽』(日本橋三越本店 三越コンテンポラリーギャラリー/東京) 、2021年個展『Paradise for Free』(Calm&Punk Gallery/東京)、などが挙げられます。2022年、リサーチプロジェクト『手前の崖のバンプール』を東京湾で主催。2020年、LUMINE meets ART AWARD2020でグランプリを受賞。2022年、大村高広と協働で令和4年度メディア芸術クリエイター育成支援事業「国内クリエイター創作支援プログラム」に採択されました。


“Blue print”, 2023, サイアノタイプ, 465 x 360 mm

三宅 砂織(みやけ・さおり)
1975年岐阜県生まれ。2000年に京都市立芸術大学大学院美術研究科を修了。現在は京都を拠点に活動中。カメラを用いず印画紙に遮光物を置いて感光させるフォトグラムという技法を、独自のプロセスによって発展させた手法で作品を制作してきました。近年は、他人が残した写真を透明フィルムに描きうつし、それを感光させて、いわば「絵画の影」に身体を与える作品を制作しています。それは、かつて誰かが見たものとして既にあるイメージを後にまた誰かが見るという、わたしたちが日常的に繰り返している営為から発想され、このような、いわば眼差しの連鎖の中で醸造されるイメージを、複層的な意味を込めて「絵画的な像」という言葉で作家は表現しています。今回のNADAのプレゼンテーションでは、サイアノタイプの平面作品と、白黒反転させた上にサイアノの青で彩った青色の映像作品を初めて制作、展示いたします。
主な個展に『Nowhere in Blue』(2023、WAITINGROOM/東京)、『アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.9 三宅砂織』(2021、岐阜県美術館アトリエ/岐阜)、『庭園|POTSDAM』(2019、SPACE TGC/東京)、『THE MISSING SHADE 3』(2018、WAITINGROOM/東京)、『THE MISSING SHADE 2』(2017、SAI GALLERY/大阪)など。主なグループ展に、『The Practice of Everyday Practice 日常の実践の練習』(2021、名古屋芸術大学 Art & Design Center/愛知)、『奥能登国際芸術祭2020+最涯の芸術祭、美術の最先端。』(2021、石川県珠洲市全域/石川)、『MOTアニュアル2019 Echo after Echo: 仮の声、新しい影』(2019、東京都現代美術館/東京)、『第20回 DOMANI・明日展』(2018、国立新美術館 企画展示室2E/東京)などが挙げられます。2016年「京都府文化奨励賞」、2013年「咲くやこの花賞」美術部門、2010年「VOCA賞」などの受賞や、東京都現代美術館、兵庫県立美術館、京都市立芸術大学、モンブラン ジャパンへの作品収蔵など、幅広く活躍している作家です。

アーティスト
川内理香子
Rikako KAWAUCHI
藤倉麻子
Asako FUJIKURA
三宅砂織
Saori MIYAKE