大久保 紗也(おおくぼ・さや)
Left: “They / w”, 2023, acrylic, and oil on corrugated plastics sheeting, H425×W355mm
Right: “waiting / pointing”, 2023, acrylic and oil on canvas panel, H652 × W530 mm
1992年福岡県生まれ、2017年に京都造形芸術大学大学院・芸術専攻ペインティング領域を修了。現在は京都を拠点に活動中。輪郭線として表現される記号的なイメージと、物質感を伴う抽象的な像のうねりという、二つの分離した要素を共存させた絵画を制作しているアーティストです。本展では新作5点のペインティング作品を展示します。近年の展覧会として、2022年個展『Box of Moonlight』(WAITINGROOM/東京)、個展『The mirror crack’d from side to side』(六本木ヒルズA/Dギャラリー/東京)、個展『We are defenseless. / We are aggressive. (無防備なわたしたち/攻撃的なわたしたち)』(三越コンテンポラリーギャラリー/東京)、2020年個展『They』(WAITINGROOM/東京)、2019年グループ展『大鬼の住む島』(WAITIINGROOM/東京)、2018年個展『a doubtful reply』(WAITINGROOM/東京)、2017年グループ展『美大生展2017』(SEZON ART GALLERY/東京)、2016年グループ展『movement 2016 – 1st movement -』(ARTZONE/京都)、2015年グループ展『HERE I AM KUAD x TUNA交流展』(Na pai Art Gallery/台湾)などが挙げられます。2017年秋に参加した公募グループ展『第4回CAF賞入賞作品展』(代官山ヒルサイドフォーラム/東京)では、白石正美賞を受賞しました。
川内 理香子(かわうち・りかこ)
left: “organ”, 2021, neon light, 340 x 270 x 240 mm
center: “face”, 2021, neon light, 200 x 120 x 130 mm
right: “white bloom”, 2021, neon light, 360 x 230 x 190 mm
1990年東京都生まれ、2017年に多摩美術大学大学院・美術研究科絵画専攻油画研究領域を修了。現在は東京を拠点に活動中。食への関心を起点に、食事・会話・セックスといった様々な要素が作用し合うコミュニケーションの中で見え隠れする、身体と思考、自己や他者、それらの相互関係の不明瞭さを、多岐にわたるメディアを横断しながら表現しているアーティストです。近年の展覧会として、2022年個展『Make yourself at home』(日本橋三越本店 三越コンテンポラリーギャラリー/東京)、『Colours in summer』(銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM/東京)、『Lines』(VAN DER GRINTEN GALERIE/ドイツ)、2021年個展『Empty Volumes』(WAITINGROOM/東京)、グループ展『TERRADA ART AWARD 2021 ファイナリスト展』(寺田倉庫G3-6F/東京)、個展『afterimage aftermyth』(六本木ヒルズA/Dギャラリー/東京)、2020年個展『drawings』(WAITINGROOM/東京・OIL by 美術手帖/東京)、2019年グループ展『drawings』(ギャラリー小柳/東京)などが挙げられます。2022年『VOCA展2022 現代美術の展望 ‒新しい平面の作家たち-』では大賞の VOCA 賞を受賞。 その他の受賞歴に、2021年『TERRADA ART AWARD 2021』寺瀬由紀賞、2015年『SHISEIDO ART EGG』ART EGG賞、2014年『第1回CAF賞』保坂健二朗賞などが挙げられます。
土取 郁香(つちとり・ふみか)
1995年兵庫県生まれ、2020年に京都芸術大学(旧:京都造形芸術大学)大学院・美術工芸領域修士課程を修了。現在は京都を拠点に活動中。2人の人物を描いた《I and You》、風景の中から色やかたちなどの要素を抽出した《a scene》の2つの絵画作品シリーズを制作しているアーティストです。本展では新作のペインティング作品を展示します。近年の展覧会に、2023年個展『わたしを抱いてねむる・凪』(WAITINGROOM/東京)、2022年個展『Blind Spot』(COHJU contemporary art/京都)、グループ展『或る絵肌 – 物語るマチエール』(日本橋三越本店美術サロン/東京)、グループ展『天人花展』(西武渋谷店美術画廊/東京)、2021年グループ展『猫とマチエール』(MtK Contemporary Art/京都)、グループ展『Kyoto Perspective』(ANB Tokyo/東京)、グループ展『Kyoto Art for Tomorrow 2021-京都府先鋭選抜展-』(京都文化博物館/京都)、2020年個展『骨と皮(火を灯す・薔薇をみつけて来なければ)』(WAITINGROOM/東京)、グループ展『-Inside the Collector’s Vault, vol.1- 解き放たれたコレクション展』(WHAT MUSEUM/東京)、グループ展『SUBJECT』(アンテルーム京都/京都)、グループ展『A-Lab Artist Gate 2020』(A-Labあまらぶアートラボ/兵庫)などが挙げられます。
豊田 涼華(とよだ・すずか)
Left: ”home”, 2023, oil and charcoal on canvas, 652 x 500 mm
Right: “pink wall”, 2023, oil and charcoal on canvas, 1620 x 970 mm
1996年三重県生まれ、2021年に東京藝術大学大学院・美術研究科絵画専攻(油画)を修了。現在は茨城県を拠点に活動中。本展では、新作ペインティング作品3点を展示します。近年の展覧会として、2023年個展『zapping』(日本橋三越本店 三越コンテンポラリーギャラリー/東京)、2021年個展『一端をうかがう』(WAITINGROOM/東京)、個展『過日』(RISE GALLERY/東京)グループ展『コートヤードHIROO Selection 2021: Look Forward!』(コートヤードHIROO/東京)、グループ展『交差点 –いま、ここからの–』(Bunkamura Gallery/東京)、グループ展『the sight of the stars makes me dream』(SCÈNE/東京)、グループ展『Collectors’ Collective vol.4 Osaka』(TEZUKAYAMA GALLERY/大阪)、2020年グループ展『まなざしのカタチ』(WAITINGROOM/東京)が挙げられます。まだ展示歴の少ない若手作家でありながら、その作品は大きく注目を集めています。
藤倉 麻子(ふじくら・あさこ)
左:”手前の砂地の運びタイヤ”, 2022, シングルチャンネルビデオ、サウンド(フルHD), 6分9秒
右:”郊外の終点ガラス”, 2022, インクジェットプリント、アクリルマウント, 363 x 545 mm
1992年 埼玉県生まれ、2016年 東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程ペルシア語専攻卒業。2018年 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。都市・郊外を横断的に整備するインフラストラクチャーや、それらに付属する風景の奥行きに注目し、人工的なテクスチャと触覚性に注目したイメージを強調した3DCGアニメーションや、映像に登場するモチーフを現実世界に持ち込んだインスタレーション作品を主に制作しています。近年の展覧会に、2022年グループ展『拡散距離 / コンヴァートの作法 / 可変太陽』(日本橋三越本店 三越コンテンポラリーギャラリー/東京) 、2021年個展『Paradise for Free』(Calm&Punk Gallery/東京)、グループ展『Back TOKYO Forth』(東京国際クルーズターミナル/東京)、グループ展『多層世界の中のもうひとつのミュージアム―ハイパーICCへようこそ』(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]/東京)、2018年個展『エマージェンシーズ! 035《群生地放送》』(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]/東京)、個展『はげ山の原始』(Ask?P/東京)などが挙げられます。2022年、リサーチプロジェクト『手前の崖のバンプール』を東京湾で主催。2020年、LUMINE meets ART AWARD2020でグランプリを受賞。2022年、大村高広と協働で令和4年度メディア芸術クリエイター育成支援事業「国内クリエイター創作支援プログラム」に採択されました。